RECORD
Eno.109 ネージュ・コルウスの記録
握りしめるは氷と炎
ボクの母さん。
ほんの短い記憶でも、ボクの目には焼き付いている。
黒薔薇のように美しい女性。
小さなボクを抱きしめてくれた時の、あの艶やかな手のぬくもり。
綺麗な棺の中で眠っていた姿の、どこか心地よかった冷たさ。
ボクの手からは、まだ消えていないはずだ。
右に握る『フリームスルスの霜刃』と左に握る『フェニックスの炎剣』。
ボクの心を映す二振りの星剣が、それを証明していると信じている。
ほんの短い記憶でも、ボクの目には焼き付いている。
黒薔薇のように美しい女性。
小さなボクを抱きしめてくれた時の、あの艶やかな手のぬくもり。
綺麗な棺の中で眠っていた姿の、どこか心地よかった冷たさ。
ボクの手からは、まだ消えていないはずだ。
右に握る『フリームスルスの霜刃』と左に握る『フェニックスの炎剣』。
ボクの心を映す二振りの星剣が、それを証明していると信じている。