RECORD

Eno.255 Siana Lanusの記録

ある聖職者?の言葉 22

「──激流が全てを呑み込むことは、きっと無い。
 僕達邪教が魔物を使ってこの世を混沌に陥れるなら、
 きっとその時は勇者が僕達の前に立ち塞がるもの」


“邪教は勇者の手によって裁かれた”
 英雄譚を彩るのに相応しいシナリオだろう?
 僕はそれの悪役として立ち塞がるために、
 この邪教に身を置いているんだ。

 僕自身が物語の障害になり、打ち倒すべき敵になる!
 僕という魔物の何よりも望んだ瞬間だ!」



「……ま、僕もビックリしたけどね。
 この邪教を僕の物語のために使おうとしたっていうのに、
 まさか魔物がこの邪教に使われようとしてるなんてね!」