RECORD
Eno.137 澤田 春華の記録
悪魔
「たぶらかすなりして、ねぇ」
隣ですやすやと寝ている男を見る。
お人好しがすぎる、巡回車の店長。
……デス本屋とか呼ばれ始めたが。
確かにその気になれば全部を奪うことも出来たが、しなかった。
出来なかったと言うのが正しいかもしれない。
あの日、あいつと離れ離れになり、魔導書の外に出ることだけを長い間考えてた。
それをあっさり解いてしまったのがあいつという人間だ。
偶然とはいえ、外に出れた。
自分を魔導書に閉じ込めたあの時の奴らに一泡吹かせたい。
あいつも多分魔導書の中だ。
なら、この人間と一緒に魔導書を探し、ついでに一泡吹かす手伝いをしてもらおう。
今日も身体を借り、この不思議な祭りを楽しんでいる。
隣ですやすやと寝ている男を見る。
お人好しがすぎる、巡回車の店長。
……デス本屋とか呼ばれ始めたが。
確かにその気になれば全部を奪うことも出来たが、しなかった。
出来なかったと言うのが正しいかもしれない。
あの日、あいつと離れ離れになり、魔導書の外に出ることだけを長い間考えてた。
それをあっさり解いてしまったのがあいつという人間だ。
偶然とはいえ、外に出れた。
自分を魔導書に閉じ込めたあの時の奴らに一泡吹かせたい。
あいつも多分魔導書の中だ。
なら、この人間と一緒に魔導書を探し、ついでに一泡吹かす手伝いをしてもらおう。
今日も身体を借り、この不思議な祭りを楽しんでいる。