■ 深淵の黒

彼女（彼かもしれない）は「シンエンのクロ」と名乗る。字は違うかもしれないが、連想するのは深淵、ないし深遠。深きところ。1つの果て。
彼女に沿い従うような『ブラックホール』は文字通り黒い穴のように見える。ボールとか、水とか、出し入れしているのを見ると、すごく便利そうなんだよな！

クロに釣り竿を作ってもらった。
ここの魚が美味しいというのもそうだが、それ以上に嬉しい。気持ちによるものだな。
釣り竿を抱いて寝るとか、流石に今後はそんなことする機会は無いだろう。