Eno.311 ミラ=カリオン

■ 懺悔

我は、あと何日生きられるだろう。
咎の身としての我は、後どのくらい彼らに何かをしてあげられるだろうか。

我はかつて、神であった。そして咎の神であった。
我はその咎の赴くまま、人々を雑魚のように扱い、弄んだ。
その罰として、我は死の淵というところでこの島に流された。

我は、その咎を受け入れて冒険に生きた。
少しは神に許されているだろうか。
我は、本当の名を名乗れるほどまでに戻れるだろうか。