■ ███の記憶
今日はミナミさんが楽しいものを作ってくれました。
危険な遊び、とはこういったものなのですね…
ここは毎日がたのしいです。
ずっとずっとつづいてほしい、ですが
脱出しなければならないんですね…
ここをでたら、ぼくはミナミさんやトーゴおにいさんとまた出会えるでしょうか…
ぼくは、 ちゃんと ████こられるのでしょうか。
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樹木の葉を落として枯れ木のようにする
木枯らしが吹く秋の朝。
あなたの命の灯火がふと消えてしまった。
清んだ寒空、星降る夜にあなたの小さな命は
この世界を見ることは叶わなかった。
私達が結ばれた思い出の初夏の夕は
悲しみに塗り替えられてしまった。
あなたにこの世界を見せたかったのに。
命芽吹く春の光が降り注ぐ朝、
手に抱いたあなたはひどく冷たかった。
……「次、生まれてくる時は幸せになってね」
それが多くの私達の願いだから