Eno.413 M.Wboy

■ 6日目と思われる朝

完全に魚群が途絶えた。
みんなは、それでも島の各所に罠や救援用の目印を建物ながらやり過ごしている。
俺にできることは偵察と水汲みぐらいだ。
容器に限りがある以上数は作れないから、袴でも新調しようかなと、なんとなく作った針と拾った大量の布切れを眺めている。