Eno.92 記憶喪失太郎

■ 行間

目が覚めたらぼくは記憶を失っていた……

いや、知らないけど……ないってことはたぶんなくしたんだとおもう……
持ってたのは鏡とスマホといろはすだけだった。
使い方はなんか覚えてる感じがしたし、壊れてもなかったけど、スマホ。パスコード分かんないじゃん。
ここに文明の利器があるのに、自分の名前もすぐに分からないなんてさ!

あ~


[以上、砂浜にて 拾った棒による落書き]