Eno.192 パララスカ・ラトナプラ

■ おっと

そういや筆記用具があったね。
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お、しっかり使えるじゃあないか。

ふーん。ここは南の孤島だそうだね。とにかく暑くて、しおからい潮風で毛が固まって重いったらないねえ。
五十路近くになって遭難するとは、

まあこんなバカンスもありか。
ありだね。

日記でも書いといて後々自伝でも出そうか。

よしよし、それじゃあ…


---黒海の高い海原を抜けるとそこは孤島であった。