Eno.18 金南良アルワ

■ ふたり分の翼

海に落ちてから、島にながれついてから、私はずっと変わり続けた。

人よりずーっと変わらずに、止まり続けていたのだから。

はじめて、友達ができて、知らないものに歩み寄って、

生きるためにがんばって、 誰かの為にがんばって。

苦しいこと、悲しいこともたくさんあるけど、前を向いて、未来を目指すの。

いっしょなら、どこへだってゆけるすてきな翼があるから。

またあいましょう、みんな。