Eno.224 ナンナ•セファレイエ

■ 水! 水がないの水が!

飛ばされた先はそれなりに大きい島だったし、何故だかあたし以外に流されてきた人達が大勢居た。
こういう場所ではまず水を確保するのが大事! ってママが言ってた気がするから、とりあえず森の方へ行ってみたんだけど、ぜんっぜん無いの!!
水源が!!

きのみでどうにかこうにか喉の渇きを癒やして、とりあえず拠点だけでも作っておこうって思って、拠点を作ったりしたけど、水がどうしようもない!
美味しそうって思って齧ったバームクーヘンみたいなきのみはバームクーヘンだったし、拠点に移動したら疲れて動けなくなっちゃったりで、ホント大変!
よくママはこういうのこなせるわよね。
身体の丈夫さには自信あったけどこれはしんどい……しんどいわ……。

力尽きて拠点で休んでたら、海水を真水に出来るようになったとかいうじゃない!
拠点に来た人と話しつつもうひと頑張り、海水を求めて岩場にやってきたけど……そこで動けなくなった。
ごめん、こう……見るからに聖職者っぽい人……。
正体知られたらケンカになっちゃいそうだからバレないように気をつけなきゃ……。
動けるようになったら、海水渡すわね……ちょっと、待ってね……え(キュ〜)