Eno.160 曽我間 八十子

■ さようなら

いろいろと限界になったりしたけれども。
わたしは元気です。

この船に乗れば、元の場所に帰れる。
そうすれば、きっと、わたしは今までのポジションに落ち着くのだろう。
それでも。
このシマで経験した事柄は、無駄にならないと思いたい。

友達も、できたことだし。


お父さん、お母さん、ななこ、無事で居ると良いのだけれども……