Eno.397 流海做棲

■ 輝ける男の記録 2

太陽の女神もまた、俺を手に入れようと躍起になっているらしい。
俺の輝きに負けじと頭上で輝いている。
そんなに不安にならなくとも、君は十分過ぎる程に綺麗だよ。
それとも、ワイルドに日焼けした俺を見たいのかい?

お茶目な海のMuseが俺を連れてきたこの島は、どうやらそう大きくはないらしい。
他にも人の気配がある、彼等も君のお気に入りなのかな?
俺はフリック入力の速さには自信があるけど、サバイバルに関しては恥ずかしながらド素人だ。
でも俺の応援で全国大会を制した子もいる、きっと力になれるだろう。

「熱中症とゆっくり言わせるまでもなく、向こうからキスを求められるのが俺さ。」