Eno.114 デイス・ゼルタ

■ 無題

ボクが着いた島には、多種多様な人がいた。
人間とは違う耳が生えていたり、縄で縛られていたり…。

生きて帰れるかな、とちょっと心配だったけど、
案外大丈夫かもしれない。


あっ、でも、
…………壊れた電車、どうしよう?
そもそもどこにあるのか見当もつかない。

ここを出れても、僕の家はあの電車だから。