Eno.28 幸村ケイスケ

■ 意外と動けてるが

…………蒸留器が出来た、貝とかぶどうを食べてた周辺で真水を用意出来る方が居たのは知ってたんだが…時間必要だろ?アレ。だからあまり他の人に便乗して頼るのも申し訳ねーって思っちまって、咄嗟に砂浜に行っちまった。
そこでタライ見っけて…ああ!成程、あの人たちはそうやって水を作ってたのか!って閃いた。

そっからは早かった、死なない程度にぶどうとかを食いつつ、必死に蒸留器を作って水を飲んだ。
いや、なんつーか今の俺が健康でよかった。それこそ昔とかだったら生きてける気しねーもん…