■ 0日目『無人島に記憶喪失で流れついちゃったんですけど…』
青い空、白い雲。
気がついたら、俺は無人島にいた。
…無人島って言うと、少々語弊を生むけど。
つか、頭が見事に真っ白だ。
比喩だけじゃない。
俺には、記憶がなくなっていた。
名前も、帰る場所すら分からない。
ここ迄よく分からない出来事が連続すると、もうパニックどころの話じゃない。
諦めの境地だ。
…ヒトの身体を動かす感覚を掴んで起きあがると、瓶の中にふざけた手紙が入っていた。
シャワーもベッドもない最悪な場所に、少なくとも7日間いて、助けを待て…と。
あー、クソ。無理ゲーすぎ。
だってさ……(無人島への愚痴が数行に渡って書きなぐられている)
………
……まあ、救いと言えば、ヒトが俺以外にも居たってところかな。
とりあえず、今はそんなとこ。
続きは余裕が出来たら書こうかな
-0日目 日記終-