Eno.149 倶望院 朝顔

■ 当たり前の大切さ

何もかも自給自足な無人島でのサバイバル。
当然、食べ物や飲み物もゼロから探さなくてはなりません。
幸いなことに、森には食べられる木の実があり、しばらくは飢えを凌げそうです。
海水を蒸留することで、飲める水の目処も立ちました。

日ごろ当たり前のように飲んでいた水が、今はこんなにも貴重で。
自分がどれだけ恵まれた環境にいたかを思い知らされましたわ。

時計はまだ動く。現在時刻を教えてくれる。
便箋に記されていた船がいつ通るかは分かりませんが、
この針が進む限りは決して諦めたりいたしませんわ!