Eno.205 砂介仁

■ メモ_0811_22

※雑記なのであとで消して良し。

俺は今、知らない島にいる。いわゆる遭難をしたらしい。
以前この島にいた人の記録によれば、
7日に一度、この辺りには船が通るそうだ。
それに助けを求められれば、生きて帰れる…とかなんとか。

助け出されなかったら、死ぬんだろうか。島ごと海に沈んで。
潮の満ち引きがどうとかで、島は数十日以内に沈むらしい。
…意識が無い間に死ぬならまだしも、それは嫌だな。

ここで目覚めた時。もしかしたら俺は死んだのかもと思った。
死んだんだと、ちょっと、期待した。
でも実際は普通に生きてるし喉も乾くし腹も減るし暑いし最悪だ。
いや最悪だな本当……しかもここにいるのは俺だけではない。
何人かのいたいけな少女達まで一緒なんだ。
可哀そうに…俺はともかく、あの子達だけは無事に家に帰してやらんとな。うん。

少女達と書いたが、人じゃないのもいた。
天使だ。おそらく。天使って実在するんだな。本当か?
この島にいる人にだけ見える幻覚?なんだそれ。
まあ、なんでもいいや…そもそもこの状況が幻みたいなもんだし…。
しかし、天使だったらいいなぁなんて思う自分もいる。
なんでだろうな。俺が死にたいからかな。なんとなく惹かれるんだよな。
俺のこと天国に連れてってくれたりしないかな。天国行けるか知らんけど…。

仕事のことは考えたくない。
帰ってからのことも。
今はとりあえず生きることだけ考えよう。

とりとめがなくなってきたからこの辺で終わる。