Eno.197 眼帯刺青奴と尾羽根少年

■ No,005 - 命の尊さ

拝啓、知己のry。

どうやら、肝心の生命力は枯渇したら最期のようです。

探索で得られるものがヒト其々とはいえ、食糧だけピンポイントで手に入らない奴も居たようで……
そういう者も居たのだって事を、俺達は忘れないでいようと思います。
プラ材、大事に使わせてもらうからな……

いざとなったらタヒな安も辞さないつもりだったが、流石に考え直した方が良いな。
程々に腹と水分を維持しつつ、出来る事はやって出来ない事は素直に頼る。

……言うは易し、行うは難し。
だが、生還したいなら躊躇なんぞしてられないもんな。

敬具。