Eno.148 七瀬朔

■ 二日目


よく雨が降る。
水が確保できるのはいいことだけど、蒸し暑くて大変。

みんなはわいわい楽しくやってるみたい。
あの空気は好きだけど、私が居ていいのかなって気持ちになる。

みんな優しくしてくれる。お水くれたり、きのみくれたり、声かけてくれたり。

放っておけばいいのに、知らない人間なんて。