Eno.246 ミリュウ

■ プロローグ

気がつけば我は島に流されていた。
我は天才なのでこの程度のことには驚かぬわ。
おそらく、我が手腕を世界に問われているのであろう。
何はともあれ我が天才としての威光を凡人どもに知らしめる必要がある。

一先ずはここにいる者共と友好関係を結びつつ、医術を施さねばなるまい。
ふはははは。転んでもただでは起きぬのだよ。ただではなッ!!!