■ 3日目
「せっかく紙とペンがあるのに全然記録つけてなくてウケる。」
「無人島だと思ってた島に、同じく流れ着いてる人たちが居たんだよね。」
「数日間いっしょに過ごしたことだし、適当に印象のメモでもしておこ~っと。」
・・・
◆さかいさん
パッと見た感じ最年長っぽいお兄さん。
頼りになるけど、自信のなさそうな言動が目立つ。
あの調子だと普段からいろいろと苦労してそうだよね。
もうちょっと適当に生きてみればいいのにな。
◆ひょうさん
クールで真面目な女の子。
なんとなくサバイバルに慣れてるように見える。
年齢が近そうなのもあるけど、かなりとっつきやすい。
適当なボケに的確なツッコミをくれるのがポイント高い。
◆お嬢
ぽやぽやしてるお嬢様。
常識と遠慮と緊張感が全くない。
正直サバイバル環境にその態度でいられると困るんだけど、
執事の代わりをすればお給料くれるらしいから、お嬢は僕が守る。
◆えくねくん
ぽやぽやしてる生き物。
背中に羽根が生えてるけど天使か何かなんだろうか。
言動を見てると、少なくとも人間ではなさそうだと感じる。
いい子だけど会話がふわふわになりがちなので気をつけたい。
・・・
「それと……みんなの話によると、この島にもうひとり誰かが居るらしい。」
「食糧の差し入れをくれるあたり敵ではなさそうだけど……
目的がよくわからないし不気味だな。」