Eno.42 歌代 あすか

■ 3日目

「せっかく紙とペンがあるのに全然記録つけてなくてウケる。」


「無人島だと思ってた島に、同じく流れ着いてる人たちが居たんだよね。」

「数日間いっしょに過ごしたことだし、適当に印象のメモでもしておこ~っと。」


・・・

◆さかいさん

パッと見た感じ最年長っぽいお兄さん。
頼りになるけど、自信のなさそうな言動が目立つ。
あの調子だと普段からいろいろと苦労してそうだよね。
もうちょっと適当に生きてみればいいのにな。

◆ひょうさん

クールで真面目な女の子。
なんとなくサバイバルに慣れてるように見える。
年齢が近そうなのもあるけど、かなりとっつきやすい。
適当なボケに的確なツッコミをくれるのがポイント高い。

◆お嬢

ぽやぽやしてるお嬢様。
常識と遠慮と緊張感が全くない。
正直サバイバル環境にその態度でいられると困るんだけど、
執事の代わりをすればお給料くれるらしいから、お嬢は僕が守る。

◆えくねくん

ぽやぽやしてる生き物。
背中に羽根が生えてるけど天使か何かなんだろうか。
言動を見てると、少なくとも人間ではなさそうだと感じる。
いい子だけど会話がふわふわになりがちなので気をつけたい。

・・・

「それと……みんなの話によると、この島にもうひとり誰かが居るらしい。」

「食糧の差し入れをくれるあたり敵ではなさそうだけど……
 目的がよくわからないし不気味だな。」