Eno.510 ザイン

■ 無題の自動録音

 

「は〜〜〜どうしよ……。
 まさかこんなけったいな世界に来るとはね」


「跳躍時のプロンプトは間違いなかった筈なんだけど。
 それこそ溺水なんかが候補に入るのを見越して、知的生命で絞り込みまでかけたのに……」


「今のところ、あのユウって子がこの世界で会った唯一の知的生命だろ。
 彼女が俺のお目当てなのか?」


「……いや、う~ん、どうだろ。
 魔法が使えたらすぐ分かるのになあ……」