Eno.471 ガウラ

■ 青い、青い空

気がつくとこんなところにいた。
見渡す限りの未開の地。絵に書いたような無人島。
どうして来たのかは分からないけど、同じくやってきてしまった人もいるらしい。

今はとりあえず木を切って使えそうなものを作って、雨風ぐらいはしのげそうな場所で月明かりだけでこれを書いてる。
何でもこんな孤島でも船がやってくることはあるらしい。本当かな。それまで生き延びられるかな。


僕は何でこんなところにいるんだ?
そもそも昨日まで何をしてたっけ?

よく思い出せないけど、ひどく退屈で味気ない毎日だった気がするな。
少なくともこうやって火を起こしたりテントを張ったりしたことは、僕の今までの人生で一度もなかったはずだ。
(昔読んだ本の内容って意外と覚えてるもんだね。不思議)


せっかくだし、目一杯楽しむか。