■ 漂流日記.2
進展があったため、忘れぬようにここに文章を記すとする。
この島にて探索をしていたところ、10代前半と思われる少年と、獣人の少女、そして宇宙。 我々の世界では、まだたどり着けぬ場所からやってきたと思われる少年、いや少女かも分からない若者たちと遭遇した。
幸い、賊のようなものはおらず、協力は可能だと思われる。
というより、既に獣人の少女(恐らくは冒険者か何かであろう)フィオには、火を移してもらい、蒸留器を作り、水を確保するための手段を提供してもらったのだ。
彼女は、この島での脱出するためのサバイバルの間、協力してもらえる相手と思っていいだろう。
また、もう一人の女性――精霊語らしきものを操る女性とも接触。
彼女からも真水が欲しいとのことのため、火を熾すための木材を受け取っている。
今は身体が疲れ切っているため動けないが、身体が動けるようになった段階で、彼女の分の水、それから彷徨っているであろう少年のためにも真水を確保しなくてはいけないだろう。
この島から、なるべくなら、誰一人として欠けずに皆で脱出したいものだ。