Eno.108 アノーヴァ・ピィヴァル

■ 《5: アノーヴァ・ピィヴァルの日記 - 拠点と危機》

なんと、拠点がすでにできあがっていた……
設けたのはリーバさんという方で。鳥とコウモリの間のような姿をしている。
たまたまテントを持ち込んでいたという。
いずれにせよ、とても心強い。
私はとりあえず、共用の倉庫を造れないか考えてみよう。

……眠るにはまだ早いので探検に行ったら、人魚の子が慌てた様子でやってきた。
岩場に人が倒れていたのだ。
獣人の種族ではあるようだが、腕が明らかに自然なものではない。
そして……触ると、ものすごく冷たい。生きてはいたけれど。

とにかく拠点に運んでいってあげないと。