Eno.510 ザイン

■ 無題の自動録音(2)

*もぐもぐ*

……ン゛ッヴォエッッ…………


「は~ッッッマジ……この太い野草、繊維質と後味が世界の終わり。
 腹溜まりがよければ良いってもんじゃないよ~メシはさ~」





「……」


「味覚を切れなかった頃は、マッズい携帯食料食べながら同じようなこと言ってたなあ」





「ハッ……これってもしかして、郷愁!?
 怪物が少女とのハートフルな交流で人の心を思い出しかけるシチュエーション!?!?


「萌えじゃん。今だけそういうことにしといていいか?
 いいよ。やった~」





「いや~それにしても、あの子といえば……
 思ってた百倍フィジカル強くてビビるな


「やっぱりあの子が魔法の目標座標になったんだわ、絶対そうだって。
 本気出したらもっとパワフルだったりするの?
 出会ったのがこんな世界じゃなければな~……!」