■ ペンギン
(無題が続くと識別しづらいので、今回からタイトルをペンギンで固定します)
ペンギンはようやく獲物にありついた。
海で仕留めきれなかった大きな魚を森に持ち帰り、そこで息の根を止めたのだ。
しかし、ペンギンはサイズに合う小魚を丸呑みして食べる生き物だ。
口に入り切らず、徐々に腐敗が進む大魚をペンギンは食べきれず、腹が膨れたとはあまり言えなかった。
飢えに負け、川でとらえたサワガニなども食べた。
天気は雨。樹林はある程度の雨を防いでくれるが、それでも体を冷やしきらないよう、ペンギンは体を膨らませた。