Eno.531 ナラーシュ・ディンブラ

■ -2-

トゲトゲの植物やらまだ青い木の実でフラフラになり。なんとか食料をと思って罠を仕掛けているうちに腹が空きすぎて動けなくなった。
子供の頃裕福な家ではなかったが、おふくろが腹だけは一杯にしてくれた。
16で叔父の下で働きだしてそこでも飯はたらふく食えた。
…こんなに飢えたのはちょっと記憶にないな。

そんな状態で食べた木の実と水の味は一生忘れないだろう。
恩には恩で返す。

腹が減りすぎると動けなくなるってことはこの先よく覚えておこう。