■ 怒られた。
仮眠から目が覚めた。
……どうやら、私はまだ生きているらしい。
人って案外丈夫なんだねェ??
ただし、歩くほどの力は残ってない。
まだ話は出来るけどそれもいつまでできるのやら。
だから、手持ちで有用そうな物を動ける人が持っていって使え、と言ったのだが。
同じ島で同じ拠点を使っている青年に
『潔く干からびる気か?』と怒られた。
あー なるほど……
そう言えば、普通はそうなるなー
私は治安の悪いブロックに配属されてるからか、毎日発砲音を聞くし。
引ったくり、スリなんかは普通。
夜には麻薬の取引を検挙したりするのも日常だ。
だからこそ、捕縛術なんかは得意になった。
銃撃戦も配属されてから何度あったか覚えてない。
あ。
これ言うと年齢がばれるから、止めよう。
だからこそ、毎日覚悟は完了している。
……しないと警邏なんか出来ないからね。
父さんも兄さんも、きっとそうして殉職してる。
・・・・・。
それにしても、若いっていいなー。
あっ。
別に私だって若いよ?!
「ふふ。 命を大事に、なんて姉さんみたいなことを言うなあ。あの青年」