Eno.633 コトウモリペンギン

■ ペンギン

ペンギンは充足していた。
腹八分とまではいかないが、腹七部ほどの食料にありつけていた。
空腹のペンギンは、なんとかそれを解消しようと大物の獲物を狙って失敗していたが、少しゆとりが増えたことで、小さく確実に仕留められる獲物を多く捕らえたようだ。
生活にゆとりがないと、大きなリターンに目がくらんで失敗を重ねてしまうのは、人間でも動物でも変わりがないようだ。