Eno.14 小鳥遊 軍曹

■ 4.報告書-燃料、新種の植物

72時間が経過、島時間では2日目の朝。
何をするにも常に木材が足りない。
島の圧力も重なり、動きたくても動けず腹だけは減る。それでも俺たちは救援が来やすいように島を整えている。

森の追加調査を実施し、水源があることを確認。いままで埋もれていたのか他のモノで隠れていたのかどちらにしても生活がある程度可能であることがわかった。
見つけた沢を中心に採取を行ったところ常に温かい花を見つけた。
俺が知っている世界にある植物のどれにも当てはまらないそれを持ち帰り共有倉庫に保管しておいた。松明の元にできるかもしれない。
そうだよな、こんな環境であれば一度ぐらい野生動物に襲われていてもいいはずなのに気配が全く感じられない。常に持ち歩いている懐中電灯の明かりを恐れているのだろうか?
ならば、あれをもう少し集めたいと考えていたわけだが深刻な木材不足を耳にして自然と体が動き無心で枝を切っていた。
そして、拠点の入り口でまた倒れ、精神的に起き上がれないでいるのだった。