Eno.159 セト=ロベリア

■ ヒトとブンメイ、ブンタンと■■■■

石臼ができて塔が立って……これが文明だ。
石臼で今まで使い物にならなかった草を挽いて、汁を煮詰めたら砂糖ができた。
さて、これで何ができるかな。

島の名前が「カルトオブセ島」になっていた。いいぞ、僕が創造神だ。もっと崇め奉れ。

くそ、罠が複数壊れたらしい。ロープを多めに作っておいてよかった。
木材も足りない……。水も食事も少なくなってきた。

僕は、■■■■ではなかったのか?
……否。そんなはずは、魔王のやつのせいだ。そのはずだ……

病人(病院着を来ているようなので、こう呼ぶ)の服を仕立てることにした。
できるだけ白く、綺麗な布を選定し、よく洗う。
割った石を作業台にして、頭の中で型紙を作り、作ったナイフで割いて、骨針で縫い合わせていく。

こんなこともできるなんて、やはりぼくは■■■■だ。
……いや。何か作っていないと、胸の辺りがざわざわして気持ち悪いんだ。
僕は、僕は■■■■なんだから……■■■■でなければ、僕ではないんだから……

……担当分けをすることになった。
手が回らない物資の供給を円滑化するためには、致し方ないこと。

ああ、どれもこれも、

■■■■ならば。




── うすうす、感じてはいるんだ。
人を混ぜられてから、思考が違うこと。
……僕は最初から、

『全知全能』では、なかったのかもしれない。