■ 【2日目、合流】
炙った干し肉の小さな欠片を口に放り込み、噛み締める。
懐に入れていた携行食はこれで最後だった。
遭難者たちは気の良い人達で、施設や資材、食料の共有を許された。
それぞれ出身も文化も違うようだが、助けを求めてみるものだ。
(助かったとて行き場も未来もない自分には、資源の浪費だ)
男は人知れず岩場に座り込んだ。
ここでただ眠っていれば、いずれ皆のところに辿り着く。
炙った干し肉の小さな欠片を口に放り込み、噛み締める。
懐に入れていた携行食はこれで最後だった。
遭難者たちは気の良い人達で、施設や資材、食料の共有を許された。
それぞれ出身も文化も違うようだが、助けを求めてみるものだ。
(助かったとて行き場も未来もない自分には、資源の浪費だ)
男は人知れず岩場に座り込んだ。
ここでただ眠っていれば、いずれ皆のところに辿り着く。