Eno.452 【滅国の毒】サマエル

■ 熾天水守・楽園日

正直、みんなの役に立てているかわからなくなってきていた。
やることが増えて、冒険者の人とかサバイバルの先輩のやることについていけなくなっていていたからだ。みんな新しいものを作ったり、試行錯誤したり…

難しい話をしているのを聞きながら首をひねる日が多くなって、なんだか悲しくなって…落ち込んでいたところをイヴァーナお姉さんに気を使ってもらって、メグルお兄さんに慰めてもらった。

そしてその流れでみんなの役割を決めようってなった時、僕はお水係に立候補したんだ。これなら最初からやってきたことだから僕にもできるし!それに、目に見える形でみんなに貢献できるとなんだか安心するんだ。

みんなには助けてもらってばっかりだから、恩返しはしなきゃ。
きっとここのみんなは優しいから気にしてないっていうけど、それじゃあ僕が納得できないんだ。