■ 無題の自動録音(4)

「灯台を作るって結構な一大事業だな。
俺もいっちょ元プロとして物資調達の実力を……」

「っと、働く前にご飯と水。不便な体だわ〜。
同条件で元気いっぱいのユウちゃんを見習ってくれ」

「昔の体でもこんなに疲れたっけ。
複雑なとこを塗りつぶして誤魔化してるせいか?
それかユウちゃんがパワフルなだけ……どっちもかも……」

「それにしても」
「灯台の話が出たってことは、一応帰る気あるんだ。
ちょっと安心……」

「……ハッ」

「人の心なんて冗談のつもりがガチかもしれん。急にどうした?
魔法が使えなくなってる影響かな……まあ面白いからいいか」