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「…………」
「御坂といい、金剛院といい。
灰田もそうだ。三城に説教されてやんの」
「心配されたくねえならちゃんとやれよな……。
気づかれたら負けなんだよ、隠し通してこそだろ」
「それに俺だって配達なんか行きたくねえよ、縞三八。
構ったからにはちゃんとキリ良いトコまで面倒見ろっつの」
「でもま、御坂もだいぶ捻くれてっからな……。
俺みたいな奴が行くほうが見栄張らずに済むだろ」
「善意剥き出しにしてくる奴より恩着せがましくならねえし」
「その点、小林はいちいち潔くて良い。
あれなら周りも世話焼きやすいし……かわいい奴は得だよな……」
「チッ、ままならね~……」
「…………」
「俺はもう何回も負けてる」
「だから、借りはちゃんと返さないとな……。
しばらくはちゃんと拠点に顔出して、連携を取る」
「それで十分だよな?」
「それはそれとして人の荷物で遊ぶな」
「捨てづらいだろ……倉庫にも戻しづらいしよ……!!
使うしかない状況に外堀埋めてくんじゃねえよ……!!」
「…………」
「……ほんと、バカばっか」