Eno.34 SE-38

■ SE-38-06

 


▼ ――――男は語る。脳内で。
 

「あやしいきのこ三つも採ったぜ~~~~~。
 オレってば、猫として優秀じゃね~?」



▼ 猫としてもヒトとしても、優秀であるとは言い難い。

「そしてオレも食いて~けど……
 ぜって~オレより他のヤツが食った方が絶対おもろいんだよなと気づいた。
 ってか普通にしれっと一人で食えばよかったな



「しっかし、すげ~ねみ~のは何なんだろうな~。
 身体も関係してんのかね~」


「被験体にしてはオレ、優秀な方なんだがな~。
 環境変わると耐えらんね~のかねえ」


「身体について、詳しくレポしたら研究者食いついて、
 ちょっといい感じにボーナス出ねえかな~さすがにね~か~」


「……その前に知らんとこに流されたっつって信じてもらえっか微妙……。
 まあ、証拠写真とっときゃいいか……」



▼  そんなことを思考していた。