■ 漂着
『ハナバシマ列島西端の港町より西大陸に向かう船に乗れば海荒る。
体投げ出され、波間に浮く椰子の木を掴めば、砂浜にぞ辿りつけり』
砂浜にて 詠める
流れ伏す 浜の名前は分からねど 知る鳥の声 海に響けり

「ん、こんなもんだべか」

「しっかし、いつか海に沈む島とか洒落にならねえべ。船が来てくれるといいんだけんど」

「とりあえず、島見てまわるべか。救助を待つには飯もいるしなあ……」
『ハナバシマ列島西端の港町より西大陸に向かう船に乗れば海荒る。
体投げ出され、波間に浮く椰子の木を掴めば、砂浜にぞ辿りつけり』
砂浜にて 詠める
流れ伏す 浜の名前は分からねど 知る鳥の声 海に響けり

「ん、こんなもんだべか」

「しっかし、いつか海に沈む島とか洒落にならねえべ。船が来てくれるといいんだけんど」

「とりあえず、島見てまわるべか。救助を待つには飯もいるしなあ……」