Eno.139 薄井すもも

■ わけあうとおいしい

晴れが続いた島に、雨の音。
拠点の容器に恵みの水がたっぷり溜まる。当面の飲み水は一安心。

雨水をためたもふもふの少女に子供は焼き魚を差し出して、一緒に食べた。
食後はごろごろ。好きな食べ物の話をしたり、キノコの危険を語ったり。

赤い髪の少年は森でたくさんの木材を集めてくれる。
休憩中のところへ焼きイカを突っ込んでくる子供。一緒に食べる味をしめたようだ。

倉庫の素材に余裕ができてきたが、砂浜の蒸留装置と岩場の漁罠が壊れてしまう。
子供が昼間に釣りすぎてしまったのか、釣果も渋い。
魚の代わりに釣れるタイヤ。倉庫にたまり続けるタイヤ。四つもあるのに車じゃない。