■ 縞三八の日記5
私はあまり人の多い場所が得意じゃなかった。
学校でも当たり障りのない話しかしなくって、それで2-1の皆の事も、あまりちゃんとよくわかってはいなくって……
それでも修学旅行は楽しみだったけど、こんな事になっちゃって、こんな災難に見舞われた自分は不幸に違いないって、そう思ってた。
……でも、島で皆が無事に生き延びられるよう皆がそれぞれに頑張ってくれて。私にも何かと声を掛けてくれて、ここにきてはじめてようやく私も皆に遠慮しないで話が出来るようになってきたなって、
……少なくとも私はそう思う。
もし、島に流れついたのが自分一人だったら?
皆お互いに関心が無くてバラバラだったら? そしたら今頃私なんてどうなっていたか――
…………多分……私は、どちらかと言えば……ラッキーな方だ。