Eno.61 碧きワダツミの兄妹

■ そのご:あっ

みんなが、りくにどーろ?というのつくったみたい。

どんなものか、わからないけど、みんなうれしそうだから、りくだとうれしいものなんだろうか。

あと……なんだろう、ちいさなどうくつみたいなのも、つくってた。

あれも、りくのみんなにとって、うれしいものなのかしら?


※道路と窯のことです。



* * * * *



みんながいるばしょに、いろいろできてきて、わたしもがんばろうって。

いつもどおりに、いわばをかくにんして、すなはまでひろったりしてたの。

それだけ。

それだけ、だったのに。



……いたい。

なにか、とげとげしたのが、ぶっすりささってしまって。

いたくて、うごけなくなってしまった。

いたくて、みんながいるばしょに、もどりたくても、からだが、うごかなくて。

なんだか、からだがさむくなって。

ぼんやり、してきて。



やだ やだよ おとうさま おかあさま にいさま あのーゔぁさん さめさん だれか ねぇ



こわい よ







(だれかの、こわいけどやさしい、そんなこえが、きこえた、きがした)