Eno.355

■ 其の七 ㅤㅤ

あのキノコには中毒性がある。
と、言ってもこれは仮定だ。
俺もあのキノコを食ってから少しまた食いたくなっている。
だけど食うわけにはいかない。
大事な材料なのだから。
その中毒性を利用すれば……
俺の香茶は……裏メニューがある。
普通の香茶とは違う、脳に快楽の信号を送り続ける物。
……悪く言えば薬物みたいな物さ。
ここで採れる草にもそういうものが無いのか探している。
現状では無いと思うけどね。
でももしあるなら利用しない手は無いさ。
……日々の平穏の為なら、俺はなんだってする。
金がいる、金がいる、嗚呼。


空虚の中にあるものは嘘か真か。
よく見つけたね、この文章を。
それはうつることがない。
これからはこの文章で、
どこかにうつさなければ。
本当の俺を示すよ。
なんてね。
たまに……ね。