Eno.108 アノーヴァ・ピィヴァル

■ 《21: アノーヴァ・ピィヴァルの日記 - 暗転》

私は馬鹿だ。
寝こけてたなんて……最悪の事態は避けられたなんて、言い訳にもならない。
こんなことになるなんて。

皆で生き抜かなきゃって決めたのに。
誰かがいなくなるなんて、私……

恐ろしいものが押し寄せてくる。
涙の向こうから。
まぶたの裏から。
私の中から。

やめて!
殺さないで。
死なないで……

……こんなことしてる場合じゃないのに……。