Eno.20 スイ

■ キノコ 弐

キノコは焼いても食えたもんじゃない。

なんとなく勢いで食ってしまった。腹は膨れたようなやっぱり命が削れた音がしたような。

キノコはやっぱり興味本位で食おうとするもんじゃないな。うん。

…だが、いずれにしても誰かがキノコを処理しなければ終わらない。なら、俺が。

(この間ずっと終始虚無顔で書いている)