■ 6日目
今日は食糧を調達していました。
雨は好い事です。水を沢山ため込むことができます。
釣りをした時にイカが沢山連れました。
イカは食べ応えが薄いので、サメや大魚の方が喜ばしいとされています。
作った罠や設置した諸々がシマの気候に耐えきれず壊れてしまう事が多々あります。
修理することは可能ですが、破壊されたそれらを修理するにも手が必要です。
ラザルが負傷していました。
緊急治療の為に、少しとっておいた布材を出す必要がありました。
食糧も相変わらず十分とは思えません。
水もなんとか雨水でしのいでいますが、雨は雨で他の作業を行う事ができません。
シュパーズもこの状況に少しだけ思う所があるのかもしれません。
考え込む姿をよく見ることができます。
私たちはゴムボートの為の素材を探す必要がありますが、何時になるか不明です。
我々の世界における地上とはまた違った意味での厳しい環境です。
日々が学びにあふれています。
シュパーズが思い出を作成することを提案していました。
もう少し環境に余裕が出来たのなら、写真などを撮影してみたいと思います。
ラザルとコミュニケーションを取ることができました。
主に研修内容について話し合いを行うことができました。
彼の言葉は、凡そ正しかったように思えます。
他の個体では得られない感情、経験の為にこうしてシマに流されている。
私は貴方から一体何を望まれているのでしょうか。
人間を理解し、人間を模倣し、人間そのものになるというのなら、受肉させてしまえば
話が早いはずなのです。
どうして天使のまま、一時的に権能をはく奪する形でこの場所で生活をしているのか。
『私個人』として現状を観察することをはじめ、考える事は沢山あるようです。