Eno.430 森川エルフィンストーン

■ エルフィンストーン手記7

『そういえば、伏せっている時の金剛院さんと話した』



『案の定というべきか、
 僕の言葉は上から物を言っているように聞こえるものらしい。
 あまり話の意図が伝わったとは思われない。
 試してみた結果、危惧したとおりの結果が得られたというわけだ。

 まあ、彼女が平常な状態から著しく逸しているせいと、
 なにか根深い事情が関わっている様子ではある』



『別に感銘を受けられることなど期待していなかったが、
 思いのほか、わびしい心地になるものだな』