Eno.110 永久の旅人

■ 決意の記録


疑心暗鬼

自分は今、介抱してくれた少女に どんな表情を浮かべているのだろう?
想像するだけでも悍ましい
なんて酷い話なのかしら…

(そうよ、キャリーは私と一緒に流れ着いただけ…
だってアヤノちゃんは私を最初に見つけてくれた子よ?その時に運んでくれたのよ)


何度も何度も 自分に言い聞かせる
すると、

『濡れてたから倉庫ができる前に小屋の焚き火が当たるとこにおいてたら……みんな使うようになってた』

そう、アヤノちゃんは応えた

あぁ、よかった…
そう、そうよね…疑ってごめんね









だったら<私>を知られる前に<アレ>をどうにかしなくちゃいけないわね