■ とんぱち
嵐が来ても刺激を求める奴らが後を絶たない。
聞くからに外に出るのは危険だろうに、外に出ようとする奴らがいた。
ほぼ全員で武器を構えて入り口を塞いだ。加担した俺が言うのはおかしい話だが、なんだかシュールだった。
最後はまだ手元にあったキノコを渡したことで事なきを得た。
本当になんだか変な感じだった。
こんなとんぱちはいつぶりだろう。
おかしくてくだらない。けれど、それが良い。悪くないと思える。
今頃、あそこはどうなっているのだろう。
あいつらは。
俺らしくないな。