Eno.568 御坂 夢莉

■ 空屋敷景

空屋敷と話をした。
だいたい終始、オレの話。
オレのパーソナリティ、ダメな所、生き辛い事。
空屋敷はなんだかんだで聞いてくれた。オレのくだらねぇ愚痴を。

弱いところを晒すのは、苦手だ。
どこまで晒していいのか分からなくなる。もたれかかりたくなる。
心地よさを感じるとそれ以上を求めそうになる。

空屋敷はそれが少ない。
多分だけど、アイツ自身も隠し事をするタイプだから。
全部を知る事は互いにないから、全部は求めなくていいって思える。

溺れるほど近くにいるわけじゃなくて。
だけどどっかで助けになって。

求めるものとは違っても、あると安心するモノ。









ともだちってのは、本来それでいいんだよなって。
想ったりもするよ。