■ 空屋敷景
空屋敷と話をした。
だいたい終始、オレの話。
オレのパーソナリティ、ダメな所、生き辛い事。
空屋敷はなんだかんだで聞いてくれた。オレのくだらねぇ愚痴を。
弱いところを晒すのは、苦手だ。
どこまで晒していいのか分からなくなる。もたれかかりたくなる。
心地よさを感じるとそれ以上を求めそうになる。
空屋敷はそれが少ない。
多分だけど、アイツ自身も隠し事をするタイプだから。
全部を知る事は互いにないから、全部は求めなくていいって思える。
溺れるほど近くにいるわけじゃなくて。
だけどどっかで助けになって。
求めるものとは違っても、あると安心するモノ。
ともだちってのは、本来それでいいんだよなって。
想ったりもするよ。